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その人の名は

 久し振りに酔いつぶれてしまった。
 周囲にざわめきを感じて目が醒めた ・・・ そこは知らない場所だった。

 確か自宅のソファーに横になっていたはずなのに、硬い木の椅子に座り、
テーブルにうつぶせになって寝ていたようだ。

 ここは何処だ? どうやら居酒屋のようにも思えるが何故私がこんな所
へいるのか分からない。

 店内の薄暗い明かりに慣れてきてくると、お客らしき人々の大半が、
結構な年の男性である事に気が付いた。

 そこかしこに群がって、なにやらテレビの画面らしきものを観ながら、
飲んで食べて騒いでいるが、どうも気になることを叫んでいる。

 信じられない事だがどうしても ” たべちゃん ” という言葉に聞こ
えてしまう、私はまだ酔っているのだろうか ・・・・

 私は呆然として窓の外に見える店の看板を見た。

 『 居酒屋 幽来喜 』  変な名前だ ・・・ そういえば店の造りも飾り
つけも、どこかまともじゃあない気がする。

 ふとお客の一人が私をじっと見つめているのに気が付いた、目線が
会ったその時、” もしかして落陽さんですか? ”と言いながら嬉しそ
うにこちらに近寄って来る。

 何故私の名を知っている! それもブログの方の名を????

 背筋がゾクッとした。 近づいてくる老人の目は妙に澄んでいる。


 ” いつもブログを拝見しています、お顔もファンミーティングの映像で
拝見しておりましたのですぐに分かりましたよ ” とにこにこしながら
話してくれた。 その会話を聞きつけて数人の方が挨拶に来た。

 ここは多部ワズライだけが集まる居酒屋なのだそうだ、それにしても
お年寄りが多過ぎないか? いかにおじさん受けが良い多部さんといえ
これじゃあ少し可哀相(苦笑

 ” 今多部ちゃんのインタビュー番組を観ているんですよ、宜しかったら
ご一緒に如何ですか? このテレビはねえ、多部ちゃんの本音が観える
ようになっているんですよ~、多部ちゃんのこと何でも知りたい症候群の
落陽さんなら、何を置いても観たいでしょ(笑 ”

 えっ 多部さんんの本音が見える?

 みっ 観たい! そりゃあ観たい! 何がなんでも絶対観たい!

 良いんですか? それじゃあお言葉に甘えまして ・・・ にこにこ


 ” だめっ! 観ちゃあ駄目! 落陽さん観ちゃ駄目です! ”

 えっ 誰?  あなたは誰? どこに居るの?
もしかしてその声は ・・・ 多部さん? 君は多部さんなの!?

 ” そうです、私は多部未華子です。 
     落陽さん、そのテレビを観てはいけません ”


 ほえ~ 本物の多部さんですかぁ? 
でもどうして駄目なの あっ 分かった! 恥ずかしいんでしょ(笑
えへへ そんなことならじっくりと拝見~~(笑

 ” ばかっ! ダメって行ってるでしょ! ”

 ” このテレビを観たら、もう元の世界へ戻れなくなってしまうんですよ、
       それでもいいんですか!? ”
 

 ば 馬鹿って(汗~~   多部さん怖い!
姿が見えないから余計に怖い~~  って そういえば多部さんの声に
誰も反応していない、私にしか聞こえていないのか?

 でも ・・・ ちょっとくらい観てもいいでしょ、ちょっとだけ ・・・ でへへへ
ゴクリッ! たっ 多部さん ・・・ 可愛い ・・・・ 好きな人の名前だ ・・・・

 ” んとにっ! もうこの馬鹿オヤジ、馬鹿落陽~~!”

 ボカッ!!!!!!

 ズド~~ン! あいててて!

 また蹴飛ばされた、しかも威力が増している ・・・ いてててて

 ” お父さん どうしたの?! 
   ソファーからいきなり飛び上がって床に落ちて ・・・ 悪い夢でも見た? ”


 ということで、無事に帰って参りました。

 多部さんの好きな人の名前を観てしまいました、
                   でも言いません。


だって ・・・ まだ多部さん自信も
 自分の気持ちに気づいていない筈だから



 ※ この物語はフィクションです!


 
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落陽

Author:落陽
趣  味 : 多部道楽

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