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多部未華子はコメディエンヌの才能を開花させた

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 多部未華子はコメディエンヌの才能を開花させた
 『あやしい彼女』での熱演を分析


 本作の重要な要素である“珍妙なジェネレーション・ギャップ”は、
生半可な演技では表現できない。 そのギャップが生みだすチグハグなギャグを、
懇切丁寧に演じることで、初めて笑いが生まれてくるのだ。
そしてそれが出来るのは、
優れたコメディエンヌとしてのセンスと素質を持つ女優だけだ。

 73年の人生をわが子に捧げてきた母親、その母を顧みてこなかった娘との対話は、
演技の域を超えて、多部未華子vs小林聡美の女優対決にも見える。 
そしてその対話シーンの完成度は、双方のコメディエンヌとしてのキャリアを、更に向上させた。
そのクライマックスに至るまで、明るいドタバタ人情コメディ作品として楽しませてきた分、
観客の感情を徹底的に揺さぶる。

 前作『ピース・オブ・ケイク』の体当たり演技で、
大人の女優として一皮剥けた姿を披露した多部未華子と、日本のコメディ作品を牽引してきた、
倍賞美津子と小林聡美という二人の名女優との共演が、彼女が元来持っていた
コメディエンヌとしての素質を、更に際立たせることに成功した。
もはや怖いものはない。日本を代表する最強のコメディエンヌの一人に成長したのだ。

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落陽

Author:落陽
趣  味 : 多部道楽

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